2/2ﾍﾟｰｼﾞ目 於琴は、歳三の許婚と言うことになった…。 縁談が事実上、破談になったと知った時、言い知れぬ寂しさに於琴は襲われた。 歳三とは一度も言葉を交わした事はなかった。土方家等で、ただすれ違ったりするだけだった。 それだけで於琴は幸せを感じていた。 遠目で見ているだけで充分だと思った。 歳三に対して淡い恋心を抱き始めた於琴だったが、決して口には出すまい、そう於琴は自分に言い聞かせていた。決して叶わぬ恋…。それでもよかった。 [指定ﾍﾟｰｼﾞを開く] ＜＜重要なお知らせ＞＞@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
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