イナズマノベル2

第二十四話

第24話「新たな裏ノート・インフル離脱!?」

四回戦が終了し、遂に勝ち残ったチームは残り32チームになった。

雷門のみならず、帝国学園をはじめ様々なチームの戦いも激化。

五回戦に向けて練習する雷門イレブンに、福岡で新たな裏ノートが見つかったとの連絡が入って…。

***

円堂「じいちゃんのノートが、また…。」

豪炎寺「それで、どうするんだ。そのノートを受け取りに福岡まで行くのか?」

連絡を受けたあと、円堂達は部室に集まり話し合った。

狭い部室も、壁山がいないおかげでかなり広く見える。

夏未「いえ、陽花戸中の方から雷門に来てくれるそうよ。ノートを届けるついでに合同練習がしたいんですって。」

円堂「また立向居に会えるのか。楽しみだな!」

既に陽花戸は東京へ向けて出発したらしく、明日雷門に来るという話だった。

円堂「明日?随分急な話だな。」

夏未「どうしても円堂君にノートを見て欲しいそうよ。ほら…円堂君のおじいさんの字、読めないから…。」

風丸「わかる気がする…。」

辺りも暗くなってきたので、部室で解散した。

暗く冷たい道を歩く円堂。

円堂「じいちゃんのノート、何が書いてあるのか楽しみだな。」


翌日…。

−半田家−

半田「ん…だるいな…。」

雷門中のMF・半田 真一は、喉の痛みと体のだるさ、強烈な目眩で目を覚ました。

もしやと思い、体温計で熱を計る。

半田「40℃か…。」

体を起こすと、ダラッと鼻水が垂れた。

半田「うう…。」

それから半田は母親に連れられ病院に行き、見事新型インフルエンザと診断され、出席停止の証明書を持って帰宅した。

半田「もしもし円堂?」

円堂「半田、どうしたんだ?」

半田「俺…インフルエンザにかかったから部活休むわ。」

半田がそれを伝えると、電話の向こうで円堂が息をのむのがわかった。

円堂「お前もか…。」

半田「え?」

円堂「実は、マックスと栗松もインフルエンザで…。」

半田「マジで…ちょっと待てよ、宍戸が一番離脱フラグ立ててたじゃないか!宍戸は?」

円堂「宍戸は…まだ連絡がないよ。とにかく半田は、ゆっくり休んでくれ。」

半田「ああ…すまない。」

半田はベッドに横たわり、ゆっくりと目を閉じた。

鼻の奥が炎症を起こしたようで、唾を飲み込む度に痛んだ。

[先頭ページを開く]
[指定ページを開く]


<<重要なお知らせ>>

@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
@peps!・Chip!!は、2024年5月末をもってサービスを終了させていただきます。
詳しくは
@peps!サービス終了のお知らせ
Chip!!サービス終了のお知らせ
をご確認ください。




w友達に教えるw
[ホムペ作成][新着記事]
[編集]

無料ホームページ作成は@peps!
無料ホムペ素材も超充実ァ