第19話「覚醒 爆炎のトルネード」 大会の裏で影山が動き出す中、遂に始まった四回戦。 相手は武方三兄弟に豪炎寺を加えた木戸川清修中学校。 早速武方三兄弟の新必殺技『トライアングルΩ』で1点を先制された上、攻撃の要である染岡が負傷し…。 *** シャドウ「…おい、染岡!しっかりしろ!」 試合が中断され、染岡の周りに選手が集まる。 円堂「染岡!大丈夫か!?」 染岡「円…堂…。グアッ!」 木野「大変、早く手当てしないと!」 シャドウ、宍戸に支えられ染岡が退場する。 円堂も染岡に付き添う。 染岡の足は、かなり腫れ上がっており、見ただけでも痛みが伝わってきそうだった。 円堂「染岡、どうして足を痛めていたのを黙っていたんだ!」 染岡「豪炎寺と戦ってみたかったからだ。この大会で編み出した必殺技をあいつに見せてやりたかった…。だから、せめて木戸川との試合が終わるまでは、怪我のことは黙ってるつもりだったんだ。」 円堂「お前…もっと自分を大事にしろ。お前はこのチームに必要な、雷門の点取り屋なんだぞ!怪我が酷くなってサッカーが出来なくなったらどうするんだよ!」 染岡「その時はその時だ。俺は…もう限界なんだよ。豪炎寺、吹雪、そしてシャドウ…シリーズが変わるごとに次から次へと新しいストライカーが出てきたが、俺はあいつらの誰にも勝てなかった…。」 染岡の目に涙が浮かぶ。彼は、その涙を隠そうともせずに淡々と話を続ける。 染岡「本当は、『ドラグーンクラッシュ』っていう新しい必殺技を完成させたんだ…。だが、名前的に『ドラゴンクラッシュ』と語感が被るから使うのは控えたんだ。…このまま怪我のことがバレなかったら、白恋と戦うまで黙ってたんだけどな。」 円堂「染岡…。」 染岡「悪いな円堂。俺は此処までだ…。シャドウ、短い間だったが、一緒にFWを組めて楽しかったぜ。」 [先頭ページを開く] [指定ページを開く] <<重要なお知らせ>>@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
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