僕は何の為に詩を書き続けるのか... それで何か変わるというのだろう... そう思いながら行き着いた地で、 僕は一人の花に出逢った その花は美しいのに何故か 淋しげで切なく感じた。 だから僕はその花そのものを 詩に書いてみようと思ったんだ... 荒野の月に照らされて哀しく咲く花に 手を触れられずに、 離れた場所から見ているだけの もう一人の花も見つけた。 刹那の間にも愛しく見守る花に その花は気付かぬまま 終わりも迎えている。 どちらも狂おしく感じる 二人の花達に 僕は強く胸をも締めつけられたんだ。 「愛している」と伝える花に 花は応えられずに ただ「朽ち果て」を待つかの様にも思えた 神よ、もし存在するのならば、 この花達に愛を。 この花達に救いを。 僕には花達に何もする事はできない。 だからせめて詩にしたためるよ。 2007.2.25 [先頭ページを開く] [指定ページを開く] <<重要なお知らせ>>@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
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