吟遊詩人
感情豊かなる世界の遊人達よ、
今ここにヒトツの願いを灯せ。
広い世界に彷徨う浮遊人達よ、
今ここにヒトツの願いを送れ。
故郷<ここ>は彼らの唯一の安らぎの場
故郷<ここ>は彼らの生まれ変わりの集い場
強く想いを蓄えた者達だけが
やがて寄添う地
詩人は自らの叙情のみで
その詩<うた>を奏でる
静かなる聖地に今、
降り立つモノは神か。
感情豊かなる世界の遊人達よ、
今ここにヒトツの願いを灯せ。
広い世界に彷徨う浮遊人達よ、
今ここにヒトツの願いを送れ。
手を組み輪の中に立ち入るモノ
洗浄されよ
手を掲げ輪の中に立ち入るモノ
聞こえるか？
幾千年前から想いを強く蓄えた
今世の者達
詩人は自らの叙情のみで
その詩<うた>を奏でる
静かなる聖地に今、
降り立つモノは神か。
我は神のもとに仕える吟遊詩人
2007.2.16
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