脳死

 脳死(のうし)とは、ヒトの脳幹を含めた脳すべての機能が不可逆的に回復不可能な段階まで低下した状態のことである。ただし国によって定義は異なり、大半の国々は大脳と脳幹の機能低下に注目した「全脳死」を脳死としているが、イギリスでは脳幹のみの機能低下を条件とする「脳幹死」を採用している。日本では、脳死を「個体死」とする旨を法律に明記していない。

 古来、人間の死とは心停止であることが自明のことであったため、医学的に厳密に定義することはさほど重要ではなかった。一般に、脳、心臓、肺すべての機能が停止した場合と考えられており、医師が死亡確認の際に呼吸、脈拍、対光反射の消失を確認することはこれに由来している。しかし医療技術の発達により、脳の心肺機能を制御する能力が喪失していても、人工呼吸器により呼吸と循環が保たれた状態が出現することとなった。

 脳死は、心肺機能に致命的な損傷はないが、頭部にのみ強い衝撃を受けた場合やくも膜下出血等の脳の病気が原因で発生することが多い。本来、脳死に陥った患者は随意運動ができず、何も感じず、近いうちに確実に心停止するとされる状態の筈であるが、それを否定するような現象の報告例も見られる。また、心臓は動いており、身体も温かい。脳死者の多くは、脊髄反射によって身体を動かすことがある。





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