突然死

 突然死(とつぜんし)とは、症状が出現してから24時間以内に死亡に至ることである。

 虚血性心疾患、心室性不整脈、大動脈瘤破裂、脳血管障害、てんかん重積発作、喘息重積など死因が特定できるものと、解剖などによっても疾患の特定できない原因不明の突然死がある。

 原因のわかる突然死の中で最も多いのが心疾患(虚血性心疾患、急性冠症候群、間質性心筋炎、特発性心筋症、冠動脈起始異常)である。他には、消化器疾患(肝硬変、肝血管腫、胃潰瘍、マロリー・ワイス症候群、イレウス)や脳疾患(クモ膜下出血、脳出血、脳梗塞)などがあげられる。

 突然死の特徴としてまず、第一に、臨床経過が非常に短く、更に不明である点が多い。外傷を伴うことが多く異状死との鑑別が必要である。また死後変化があるため、死因の特定はたとえ解剖したとしても困難となる。少しでも外因死の可能性があれば、積極的に異状死とするべきである。ただし、外傷に関しても取り扱いは極めて難しい。まず、人間といっても身体的素因は個々人異なるため、外傷による死亡とは様々な医療検査が行われている場合でないと言うことは難しい。身体的素因には外傷性変化の現れ方、異常反応の出現の有無などが挙げられる。また、健常人なら耐えられる外傷での死亡、外傷により死期が著しく早められるということも考えられ、判断は非常に難しい。こういったことは死因にならないような外傷による疾病の誘発や進行促進などと考えられている。





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