[書く] 遼旅 震災派やコロナ派がふえたとしてもだ、私は夢ばかり見ている。原爆派、日の丸の意味が一新されたその時のことを何にも知らないままに、それでいて知らなくてよいとでも言わんばかりの波に巣食われて、そこには今の土や木や水があったのだと、ふりかえりたい。 [編集] 230702 あついあつい午後、なるべく何もしたがらない人肉は放って人外を遊ばせる。尿ばかり出る、燃えいづるキャンプファイアの立つ所に、日本は。 [編集] 遼旅 【自己紹介】 今さらながら、というよりいつもどおりの、誰も聞いていない脳のなかでくりかえされている、自己がたり。 1990年、群馬県に生まれる。埼玉に住んでいる。埼玉大学と文化学院というところこそ出てはいるが、何の資格も免許も持っちゃいない。年収200万を切ってる低所得者、こういうのをプレカリアートと言います。 それで仕事については倉庫を転々と寄生して派遣をくりかえすより説明の無いため、自分が生きる希望にするよりほかにない文学について語ろう。埼玉大学では日本文化専攻というところで日本近現代文学をやっていた。卒業論文は江戸川乱歩、当時のデータが保存されていたノートパソコンは壊してしまったので、もう何を書いていたのか覚えていない。当時からろくに本をよんでいなかったが、谷崎潤一郎や太宰治、坂口安吾にハマっていたような気がする。短編ひとつ読み終えるのに一週間はかかる程度には読んでいる最中あたまのなかで別の夢想が始まって、文章を追うどころではなくなる。致命的な文学青年だったと思う。 文化学院はもう、潰れてしまった学校だった。何より、憧れていた東京にあった。そして、古本街の近くにあった。欲しい本だらけで、そのたびに買ってしまうもののろくに読みはしないのだった。その頃は泉鏡花がよかった。名前からして美しかったし、美しい文章が書きたいと思って美しくないものを消すように努力していたこともあった。それが何でか、というよりなるべくしてこんなになってしまった。誰にも伝わらない、つたないいちもつ。逸脱物。 文学でめしは食えません。現代詩手帖なる権威雑誌の投稿欄に何編か選ばれたこともあったけど、これといって見返りなど、無い。人脈とは賞がどうとかじゃなく自分でつくるものなので、人間として終わってる私などはどうしようもない、孤独。これを最近では 生産性の無いおじさん と呼ぶようにしています、いつぞやの国会議員への皮肉です、生産性が無いのは性別問わず、誰でもなります。 10年以上すみついてるアパートは、ゴミクズ増加の一途を辿っている。そのなかでも大切といえるのは、契りを一方的に結んだ、ぬいぐるみたち。 [編集] 遼旅 それでまた何の用でか、おまえはまた帰ってきてしまった。話相手の居ない部屋の片隅で、蜘蛛の巣が張られるのをうつろに待っている。餌ならやろうか、幾らでも。沈黙よりかはましな、体たらく。同情もないのに盛り上がってる、拍手。呑めば水道から、私を呼ぶ声がしたものだった。今は、限りあるコミュニケーション。つながり。コメントも数も、飾られた花に過ぎない。踊る木偶の坊ならテクノポップに憧れて、何となくにはなれた代わりに、おかげで成り切ることができない。覚悟の無かったおまえにようやく自決が下ったころには、ガラス張りの景気が上を向いてあるいていた。今を生きられる人々の歌には悲哀のない、なまあたたかで漂白された呼吸が全編を散りばめていた。何とはなしな、星座だった。 [編集] 遼旅 めがさめて、じぷんで眼をつぶそうとしているのに気づいた。しばらくめがひらかなくて、そういう人生もあったんだろうなと思った。 [編集] 遼旅 壊れつづける 反原発 何にも書かなくたって生きていけたじゃないか、 荷物整理をするなら全文消去だろう 末梢神経から明滅する半信と半疑と うぐいすが嘘ついてつばめのひなが地に堕ちている がなりたてた軽自動車が平和を紡ぎだす これは一体何という 人生だい DIE 足蹴を高くふりかぶって確実に当たった 穿たれた門 肛門、おへんろ 何にもしなくっていいなるしがらみ地獄が事故解体して処理クラシー 平気の平均で生きればよいのなら 生活保護を申請しましょうね 血の祀られる千代の松が枝 時代錯誤には、甚だしい 混迷が濁流するでしょうブスッと ぬすっ人のため息 空白 [編集] 230702 おっぱいなんですかおちんちんなんですか、 そろりそろりとして剃る剃らないで空からは オッカム 大神の大半から断罪が降ってくる なんまいじょう 札つきの位置合わせ するようにして手並べ 浅はかで やわ、やらで スキゾ・エクス・マキナ あなたのことがちゅきだから などと口走らせている場合でもない、 変人を返上する堕胎罪 だったん人の踊りも差別用語なんでしょう知らんけど って 蛇足に足袋まで履かせてPTAが赤い靴はかせてくれる ダンスシューズの血腥い、 知名度だけは変わらず高い [編集] 230702 やることはないから帰ってくる墓である自ら暴くようにしてひとり暴徒と化している。いかんともし難い歳の取り方をして仕事は誰にでもこなせるであろうゴミクズよごれの、しまいに私もゴミクズと化すであろう誤字かしてはみるものの何にもならない星は飛び散って歯ぎしりが踏みつける地団駄、時短のために病にもならない金欠がほとばしっている、周りの若いやつらがよりいっそう若く見つもられ、こうはなるなよと下びている。鏡をふりかえれば何にも考えていなさそうな、うれいもうれしいも無い顔であるから決めつけがわるい、橋にも棒にもふられなくてぼうふらの湧いた生水に防腐剤を溶け込ますようにして日々の精進はただ、市民と偽りにも名のるために使い果たされる。これを有意義といえるのだろうか、道をあるけば若いやつらを不可分所得とする同世代の親らしきがキャッチボールしているかとおもえば、Uber Eatsに身を拘束されて誰ぞのためにめしを運ぶ、それだけで足になる配達員がある。こうも何にもならない失われた時にママレードの似つかわしくなく、スマホを出荷状態に戻してしまったためLINEからは家族の連絡先が消えてしまったが、私も向こうも特に用も無いで途絶えたままになっている。くさいだけの生活がある。 [編集] 遼旅 ずっとそばにいておくれねとぬいぐるみと布団に入る [編集] 遼旅 そのメダルは公平な日の下で競われたのか [編集] <<重要なお知らせ>>@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
[通報] w友達に教えるw [編集] 無料ホームページ作成は@peps! |