[書き込む] mogト 【散らずの桜】 可憐に舞い散る姿を待つ人波よ 咲き誇る命が萌える様を見よ 一片ひとひら 生き生きと笑う その花たる生き様は 力強い美しさを魅せる 春風に踊る 淡いろの激流は 柔ら日に首をもたげるものを 芽吹く春のごとく 仰ぎ見させる 鮮烈にて怒濤 不散(チラズ)の桜 春深まれば 舞うも散るも 人も同じ 4/10^20:50[編集] 休齋ト 【和歌】 。 侘び庭に 静寂破りて 降りしきる やわらに聞こゆ 暁の露 。 4/5^01:25[編集] 汐峪ゆうト 【本当は、ね。】 睡眠過多で燻んだ眼窩に、生温い涙が滲む。 嗚呼、 またもや頭痛が酷くなるじゃないか。 私という人間なんぞの脳細胞では到底処理しきれない衝撃的現実が次から次へと押し寄せて来るのだから、心身機能もイカレてしまうよ。 明日になれば解決するさ!なんて根拠も無く断言できたら、どれだけ楽だろうね。 簡単な人生を捏ねくり回して、ややこしく小難しい哲学に仕立て上げるなんて、朝飯前だもの。 もっと上手に生きられたらいいのに、もっと器用に立ち振る舞えたらいいのに、そんなことを望みながら悩み続けるのさ。 こうして年老いて逝くのさ。 自分の人生を好きだなんて言えやしないけど、だからと言って嫌いな訳でもないんだ。 本当は、ね。 4/4^01:03[編集] 玖妙夢堂ト 【花曇〜round the clock〜】 車窓に春が溢れてゐるから 鮮か過ぎて顰めっ面になる 追ひかける程に甘くなって まるで休息を知らぬ蝶の樣 蜜の在り處を捜して素足に 執拗に絡み付いて巫山戲る 今日1日は時計を忘れても 大丈夫だよと君が微笑んだ その傍らで泡沫の夢を見る 愛しさは枕に浮かんでくる 舞散る櫻が搖れてゐるから 切な過ぎて肩へと口づける 充たされる程に欲しがって まるで我慢を覺えぬ子の樣 寶の在り處を求めて雨後に 靴跡を竝べ付けて巫山戲る 今日1日は時分に遡っても 大丈夫だよと君が微笑んだ その傍らで泡沫の夢を見る 愛しさは酒に燻されてくる 3/28^22:31[編集] mogト 【うつろいたしかに】 チカッ ガラガラガッシャーン 雲の上の大騒動 ぽかぽか春めいた陽気の頭に 不意に落ちてきた誰かの激昂 フキノトウも梅の花もびしょ濡れにしてしまった 何が憎いか 突然の長雨 ピカッ ガラガラガッシャーン 雲の下の大惨事 怒った神様が大きな水瓶を叩き割ってしまったのか ひっくり返したような雨が滴る 思わぬ天からの災いに 飛沫に裾を濡らされてしまった それでもなお 匂いは青草 音色は小鳥 髪を揺らすは南風 豪雨の中を 疾風(ハヤテ)は凪ぐことはないと微笑む 3/10^17:48[編集] Ego 君が笑ってくれてるって そう、思ってたんだよ。 根拠のない 自信は 一体 何 ? (もう 何も 見えない) http://14hp.jp/?id=m0n0t0ne 2/23^21:46[編集] 汐峪ゆうト 【乙女】 勝ち気で美しい曾ての乙女は、時の流れに身を委ね、ついにはその手を離した。 ごく自然に、潔く、穏やかに。 淡黄色に包まれた皺だらけの皮膚も、白濁した眼球も、肥厚した爪も、より美しさを増している。 すべては過去から未来へ繋がっているのだ。 2/23^19:29[編集] ジュリエットト 【恋のレース】 出会って動き始めた星々 心はいつもそばに でも、距離をナンバーにする とても遠いの それでもそれでも 止まらない これは恋のレース いつかあなたに 追いつきたい 息が切れるほど 私は走るの いつかあなたに たどり着くまで 2/19^04:03[編集] 鈴音ト 「保護者」 大きな大きな オレンジ色の月 お煎餅みたいな月 太陽よりも優しい明かり でも少し怖かった 全て見透かされてる気がして 私だけを照らす訳じゃないのに 思わず逃げ出す私 走っても走ってもついて来る 追いつく訳でもなく 抜かす訳でもなく ただいつまでもそこにいる 大きな大きな オレンジ色の月 お煎餅みたいな月 見守ってくれてありがとう そう思えたらどんなに楽か 今はまだ自由でいたいの 1人で生きてる気になって 2/4^00:36[編集] りくト 人の不幸を笑えばいい そうしてるうち 人指す指の爪は長く伸び 笑う唇は赤く裂け 背中には黒い翼が生える 1/27^14:40[編集] <<重要なお知らせ>>@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
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