2021年06月24日(木) 【日記】 ぬいぐるみを恋人や友達とすることに努力も金も要らない、極度の依存だと思う。未来へ向かって何をしたらいいのか全く分からなくて、でも生活は続くので新しい居場所を当てにするとか自分探しの旅に出るとか、うんざりするような誇大広告を信仰してもいられない。私は私に飽きたんだろうか、せめては母にあの頃あんなに頑張ってじゃないと十年前に言われていた、高校時代の文武両道とやらを思い出したくて、昼休みに約400mを全力疾走するというような荒行に出る。しかしこんなのは別の現場にしてみれば労働自体がそういう過酷さを持つのかもしれない。ぬるま湯、だとは思う、思いつつ抜け出せない。昨日の銭湯の37℃炭酸泉はすぐに出てしまったけれど。外部からの恣意的な圧力が無い代わり、各人の言動について一々反芻してしまう。自室をゴミで飽和させてしまう才能だけあって、私は手放すことを知らないんだ。向こうから離れていくか、自分で自分の手を切ってしまうように。手が生えていた頃はまだ取り返しのついたかもしれないが、今となってはぬいぐるみに依存する生活が続いている。健康が第一みたいな感覚に取り憑かれ、筋トレしたり無駄死の足掻きに全力疾走したりしている。しちゃいけないわけじゃないんだけど、まともな仕事を探すとか、家族に愛を表現するとか、やることは真っ先に埋もれていることも何となく理解している。三兄弟の長男なのだから必ずいつかは喪主を務めなければならないこともあるんだろうに、その時私は何をしたらいいのか、また15歳で父の亡くなった体を前にして、病室で棒立ちするしかないんじゃないか。ずっと心はごめんなさいを唱えている、そしてこの体は自分を守るためだけに、誰かの犠牲によってもたらされた暇をほじくっては筋トレばかりしている。強くなってどうなるんだろう、父が残した｢強く生きろよ｣って。 ＜＜重要なお知らせ＞＞@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
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