2021年04月10日(土) 【日記】 わけもなく書く。戻ってくる。理由なんていらないのに、家出した飼われ犬のように、怪我でもしなければ誰も迎えてくれないとでも思っている。そしてここには誰もいない、廃墟と化したのではなく、気づけば元々より居なかったのを、自らに暗示をかけて誤魔化して生きてきたのだった。生き延びてきたのだった。 休日ともなければコーヒーの飲み放題だ、粉をいくら床にこぼそうと困るでもなく、量産しては渇きをみたし。飲もうと食おうと勝手にするがいい、自由の身の上だから。そしてどことなくさびしい。コンテンツの石はそこらじゅうに転がっており、拾えばいくらも時間を潰せる品物だ。楽しいという感情を与えてくれるそれは錬金術の石、にもかかわらず私はきっと出かけなければ、しかしそれでいて家に心を残すほどの未練はある。あの時もっとコーヒーやコーラを飲んでいればだなんて、しかし当時にそれを欲張ったところで感情はそれ以上ふりきれることのないことを知っている。房総半島に歩き疲れてすがりついたコカコーラ、日本全国どこで買おうと同じ味であることを承知していながらあれに勝る快感の起こらないことを知っている。いつもいつもおいしいだなんてあるわけがない、むしろそれでは困るだろう。飽きや飢えのふんだんに使われており、居場所を否定しつづけるかのように、ふてくされた私が歩き出すために。 <<重要なお知らせ>>@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
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