2021年02月12日(金) 【日記】 心に聖域を、と思うと方丈庵のような空間が浮かばれる。山に登っていると異様にあずまやへ寄せられるのを感じる、そこに何かあるってわけでもないのに落ちつくというか、立地によっては寝泊まりしたいほど立ち止めしたくなる。空間に枠を作る、ジェームズ・タレルの窓、門、無限に広がっているのを人間用サイズに切り取る、解釈、自分で手にとれるものとして歪めるのは自業勝手だろうか、それでも沈黙しないために生活と芸術と修行を一つに、プレハブを隠者は終のすみかにしたのだった。物の獣もののけもの喪の退け者、特に使いたいわけではない言葉をここで浪費して禊とす、潔し行く先々にペン先を運ばし。 冬になるとつい昼は寝てしまうようだったからぬいぐるみと存分に戯れ、夜は散歩に出かけた。東にスーパー、西は橋、だいたいこの行き帰りだから北へ出かけて心もとなさをさびしんだり楽しんだりした。三十段ほどがまっすぐ続く歩道橋の階段をみつけ、山登りのトレーニングにちょうどよさそうだったのが発見であった。半額惣菜を漁るばかりが夜の醍醐味じゃないよねと自分に言い聞かし、夜寒に体を冷やし公園のトイレを借りる。いつものトイレ、水も汲み、現実少しは変わっただろうと認識することにして家へ帰った。 <<重要なお知らせ>>@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
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