人肉経

2021年01月07日(木)
【日記】
書く書かないは自由であるが、今のところは生活におけるゲームの一種として物語を進めることにする。時間を置くと抜けてしまって私が私であることの裏を取りづらくなる、一瞬一瞬がもしかけがえのないのだとしたら、ここはこまめにセーブすることでより微妙な私の変化を残しておいた方がいいと考える。昨日のカップ芋焼酎をまた呑んでみてもやはり呑み切らない、ちびちび呑むということは意地汚いように捉えられるがこれはこれで私らしい私ということになるのか、としてこれを書き残すことにどんな意欲を注ぎたいのか。

本屋へ灯台の本を探しに行き、ヴァージニアウルフ「灯台へ」を買ってくる。作品を通すことで灯台に詳しくなれるというわけでは決して無いにもかかわらず、灯台への焦がれる気持ちをどう表したらいいのかその一つの方法として、言葉へ昇華させられるのではないかと考えた次第である。童貞が官能小説の筆を乗らすようなものか、無知こそ万物の先手であれ。何を書きたいのか分からなくなってきた辺り、分かりきっている繰り返しの如く、生活へ帰り出しているのかもしれない。また山へ登らなければと呼ばれているのだろう、逃げやしない割には焦らせること多々。

私が白紙を欲さないならば、自らそれを耕し、埋めるべき物を埋めることによって豊穣を願うものとする。白紙は最限のない海原でありながら孤舟を暗礁に乗り上げさせてからかうことがある。それは第六天の囁き、芳一のようになりたくないなら耳を貸し切るのはやめて、眼を開くべきである。眼の花は闇のなかで必死に光を求めるだろう、そこに灯台があれば何と心強い。心の灯台内村鑑三について、特に気にかけるでもなく取り札として奪い合ったものであるが、上毛かるたより私は自分の言葉で何かを表現したかったし、今もそういうわけで飢えを感じているに違いない。完全食がいかに腹をみたそうと、物足りない感覚こそ私が白紙に向き合う原動力となるのだろう。神よ、トイレに紙を補充しなさいよ。



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