2017年06月02日(金) 【日記】 白紙を手に入れるために外へ出る。夜の散歩をしたいというのもある。画面越しに見つめている世界と似たように、私は誰かを覗いているだけかもしれない。だが、足が痛くなる。背中も痛くなる。人目も気にしないではいられないが、髪は伸びる。 月の下に空間はある。たとえば光のあるところで、どうすれば暗くすることはできるだろうか。というのも白紙を、言葉を光らせたいがためである。 何かを書き留める分には本を開けばよく、街へ出て他人の会話を覗いているだけでも何かを取り出すことはできるだろう。画面越しでも、世界は更新されつづける。そして時に、私は当事者であるはずの会話を断ってしまう。 時間はただ膨大に広がっているけれど、そこに締切が設けられると途端、現在から締切への道が生じる。何もしないでも歩くことのできる道ながら、歩きつつ締切への準備をしなければならない。道を歩きたいがために、締切を欲することもある。生きがいが洞窟のように複雑であったなら、もう少し楽しめたのだろうか。 白紙をふやしただけでは、締切が生まれないのだよ。それだから外へ出ても、夜に生かされている気がしない。 <<重要なお知らせ>>@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
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