2016年08月27日(土) 【日記】 予定していた旅が終わり、ちょうど読み返していた『野火』も読み終えた。日記を打つのにスマホを開くとアラームが鳴り、いつ起きていつ寝てもよい旅の自由が失われた。『野火』に登場する「田村」と今これを書く「私」を混合するのがかつての妄想癖であった私も、歳を経ることで解放されてしまったのか、私は突き放して私を捉えることができる。が、「誰かに見られている」という感覚は夕方の樹海を歩いている当時には覚醒しており、森の中に地獄を見た。これを一概に美しいとは思うまいが、蠅が至る緑の上を飛び回っているその腐ったさまは、意外にも、新しい山麓の景色なのだと知る。 <<重要なお知らせ>>@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
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