2015年06月07日(日) 【日記】 どうなりたいのか決まっていたら、幸先は止まることなく駆けていたかもしれない。しかし病はあんまり私を冒し、どこからが私なのか、そうでないのか、雨が降っているかどうかを見分けるようにはうまく区切られていないようだった。それも私の怠慢だ。 疑問形で放ってみても、空回りする矢、であるから、私は地面に楔を刻む如く、否定を用いるのを好む。私にはこれができない、あれをやりたくない、誰とも会いたくなければ一人になりたいのでもない。葛藤は葛藤、でも惨め色は見向きにされず、これかあれかと良い方へ良い方へ、損をすることのない生き方に誰しも憧れ、故郷へはなかなか戻って来ない。いつかは戻ってくるかもしれない、しかし、それは今ではないのだ、それは、今やるべき帰郷とはならず、帰郷は現在を否定し、未来を斡旋する。 そんなだから、だから私はまだ、降りる駅を間違える。この土地が故郷であることを否定するかのように、久しぶりに近くの大きな橋を渡ってみようとしたが、半分も行かないうちに飽きてしまった、こういう風景ならもっと良い画面で観てるよと。 冷やしラーメンを啜っていたら、いつかのあなたのことを思い出し、結局ラーメンを一緒に食べたことは一度も無かったのだ。私が私を否定せずして、どうしてあなたを思い出すことができよう。 休みが続き、忘れていたことばかり思い出す。昼間にうっかり寝ていたら、生活の一部であるかの如く、泣きながら起きた。私って何だろうを考え始めると止まらない。明日は早い。 <<重要なお知らせ>>@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
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