人肉経

2015年03月02日(月)
【日記】
本屋に本がたくさん置いてあることに感動して、誰の気兼ねなく読むことができるのだから、ますます本は読まれなければなるまい。

インターネットは意識の延長上に滞在している、漠然とした脳である。人間の脳はインターネットに接続することで、足りない知識を供給してもらう。
すると本はどうなるか? 本は地上に降り立っている点で、虚空に浮かぶ気体とは異なった性質を持つはずである。

見誤ってきた名前をめくるようにしてきた。本は読みうる限り読まれなければならない。

私のどの口が「読者」と呟くのであろうか? 帰り道は新しく見える夜なので、退屈を気にしなくてもよい。

気がつくと汗をかきながら起きていた、そしてどうして寝ていたのか、誰にも過去のことは分からない。STAP細胞は終わらないようであるし、私たちは常に何かを囲っていることで、地上の感触を味わうのかもしれない、それは地中であっても同じであると思いたいのだが。

少女の向こうに母を見た、あるいは母もまた、少女であるのだろうか。

私たちは原点を確かめもしないうちに次の地へ飛ばされ、出口を思い出せないまま地上の言いなりになることを全しと考える。

それはどの呟きが誰に向かって発したのだろうか。眼が二点揃っていれば、少なくともそれが白であるか黒であるかという、対極する立場についての思考は誰にでも為されるはずである。

本は開き、閉じられる。どちらが本として本らしいあり方であるか、私たちはそれを読んだり、読まなかったりすることによって、どこかへ嫁ぐようになるかもしれない。

たまにはちくわをかじるのもよかった。



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