2013年07月14日(日) 【映画『ヘルタースケルター』】 とある人から「レビューでも書いてみたら？」と言われ、「なるほど、眼も手もそうしているうちに養えるものかもしれない」と思い、多崎つくる以来更新していなかったここを続けてみようかと考えるに至る。 さて、私はそのまた誰かと違い、愛などない、ゆえに、安らぎをもとめて此処へ訪れるのはやめておけ、と断っておかなければならない。何せ私はこのように無慈悲な性格であるから、じぶんがつまらないと感じたもの、おもしろくないと判断したものに、それ以上の何かを解釈して、わざわざめんどうな文章化をしようなどとはおそらく考えないからである。この心はいずれ改心するのかもしれないが、私は自分以外、まさしくどうでもいい、ゆえに、自分を滅ぼしてくれるようなものがたりでない限り、画面の向こうで泣いているようなことはないのだろう。「こいつは人外だ」と、つきはなしてくれればいい。 さて、こうまで書いて作品に入る。古本屋で「ふーん」と立ち読みした原作であったが、映画化はどこかで話題になったらしく、ビデオ屋の、新作も80円キャンペーンに載せられて、そのパッケージのお姉さんに誘われ、ふらふら借りてきたのであった。 で、観る。沢尻エリカが服を脱いで乳首をさらけ出して男といちゃついたり、仕事のために色彩ゆたかな衣装にめくるめく着替えたり、ほかに何の感想があろう、何しろ私は途中で寝てしまった、改めて寝た所から観るというのもそれはそれで楽しいのかもしれない、だが私のからだは疲れている、それ以上に物語へ興味を感じない、なにゆえそれを借りてきてしまったのか、話題だからといって我が精神生活にどんな影響があるというのか、ああくそつまらない、映像美に魅せられるほか、特に何か刺激というものもない、沢尻エリカの乳とはこんなものであったか、しかしまあどうでもいい、そういや小向のスライムはすごかったが、あの眼の魔力も狂っていたなあ……など思い、もうビデオも文章も片づけることとする。うむ。 ＜＜重要なお知らせ＞＞@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
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