喪中につき新年の
ご挨拶を失礼させていただきます
夫が6月に45歳で永眠いたしました
本年中に賜りましたご厚情を深謝申し上げます
明年も変わらぬご交誼のほどお願い申し上げます
ご心配くださった皆様には心から感謝とお礼申し上げます
ひと通りの手続きなどを済ませ、半年経った今でも信じられずにいます
頭では分かっていても、心が現実を受け入れられないのです
季節の移り変わりを感じながら、傍らにいるはずの人がいない・・・
心に穴が空いたと言うよりも、二つに引き裂かれるような痛みがあります
突然のことで気構えも準備もないまま彼は逝ってしまいました
ごく一部の方にはお話ししましたが、ブログに載せるのは迷いました
しかし不幸な亡くなり方をする人が一人でも少なくなればと思い書くことにしました
彼は自ら命を絶ちました
遺書があり、理由を職場での人間関係に悩んだことが書いてありました
しかし一番辛く悲しい思いをしたのは、彼を一番愛する義母と私、それに親族、
親しかったごく近しい人間です
うつ病だったかもしれないとも書いてありました
それならばきちんと治療したり家族の支えで乗り越えられたかもしれませんが
「うつ病=だめ人間」との思い込みもあり受け入れることすら苦痛だったのかもしれません
彼はただひたすらに悩みや葛藤を隠して隠して隠し通して生活していました
私を始め実の親ですら変化に気づくことが出来ませんでした
私がもっと彼のことを気遣ってあげていたらこんな事にはならなかったかもしれません
一番近くにいながら気づけなかったことにとてもショックでした
亡くなる前日の朝はいつもどおりに会社に行くように行ってきますと出かけていきました
その日の夜、深夜になっても帰らず連絡も取れなくなって職場まで探しにいきました
見つからずに帰ってくるともう午前4時をまわっていました
朝になって彼の実家に連絡して職場にも電話を入れても居所がつかめずもう一度職場まで捜しに行った先で警察から連絡が入りました
どこかで保護されたのかと思いホッとしたのも一瞬で崩れました
「ご遺体で発見されました」確かそう言ったと思います
まさかと思いました
目の前が真っ白になりました
どこをどう歩いたかよく覚えていませんが連絡のあった警察署までたどり着き私の両親とともに話を聞きました
ビジネスホテルで発見されたらしく現場検証に時間がかかっておりしばらく待たされました
その間に彼の母親も警察に来てもらって遺体と対面しました
薄暗い警察署の地下で狭い部屋に横たわる寝袋のような袋に彼は入っていました
この時から私の心は凍りついたまま今も溶けずにいます
その彼は彼のようで彼でないようでした
「これは夢だ、夢だ、悪い夢を見てるんだ」そうずーっと思っていました
でもその悪夢は未だ覚めません
これからも覚めることはないかもしれません
後追うことも当然考えました
でも残された者の悲しみを知ってしまった今、私のように苦しむ人間がまた増える
この身を引き裂かれるような苦しみ、悲しみをきっと最も愛してくれた人に負わせることになると思うと出来ませんでした
自殺を考えている人がいるなら絶対にやめて欲しい
残された人間は死ぬよりも苦しい思いを背負います
必ず支えになってくれる人がいるはずです
あなたという存在の奇跡を大切にしてください
簡単にその大切な命の奇跡を手放さないでください
長くなりましたがここまでお付き合いくださいまして、ありがとうございました
このような理由からまだ心身ともに立ち直ることが完全ではありません
当分の間休止としてきましたこのブログもこのまま閉鎖したいと思います
今まで沢山のコメントをお寄せくださいましてありがとうございました
またお目にかかることがございましたら、宜しくお願い致します
小梅ままだがね
ご挨拶を失礼させていただきます
夫が6月に45歳で永眠いたしました
本年中に賜りましたご厚情を深謝申し上げます
明年も変わらぬご交誼のほどお願い申し上げます
ご心配くださった皆様には心から感謝とお礼申し上げます
ひと通りの手続きなどを済ませ、半年経った今でも信じられずにいます
頭では分かっていても、心が現実を受け入れられないのです
季節の移り変わりを感じながら、傍らにいるはずの人がいない・・・
心に穴が空いたと言うよりも、二つに引き裂かれるような痛みがあります
突然のことで気構えも準備もないまま彼は逝ってしまいました
ごく一部の方にはお話ししましたが、ブログに載せるのは迷いました
しかし不幸な亡くなり方をする人が一人でも少なくなればと思い書くことにしました
彼は自ら命を絶ちました
遺書があり、理由を職場での人間関係に悩んだことが書いてありました
しかし一番辛く悲しい思いをしたのは、彼を一番愛する義母と私、それに親族、
親しかったごく近しい人間です
うつ病だったかもしれないとも書いてありました
それならばきちんと治療したり家族の支えで乗り越えられたかもしれませんが
「うつ病=だめ人間」との思い込みもあり受け入れることすら苦痛だったのかもしれません
彼はただひたすらに悩みや葛藤を隠して隠して隠し通して生活していました
私を始め実の親ですら変化に気づくことが出来ませんでした
私がもっと彼のことを気遣ってあげていたらこんな事にはならなかったかもしれません
一番近くにいながら気づけなかったことにとてもショックでした
亡くなる前日の朝はいつもどおりに会社に行くように行ってきますと出かけていきました
その日の夜、深夜になっても帰らず連絡も取れなくなって職場まで探しにいきました
見つからずに帰ってくるともう午前4時をまわっていました
朝になって彼の実家に連絡して職場にも電話を入れても居所がつかめずもう一度職場まで捜しに行った先で警察から連絡が入りました
どこかで保護されたのかと思いホッとしたのも一瞬で崩れました
「ご遺体で発見されました」確かそう言ったと思います
まさかと思いました
目の前が真っ白になりました
どこをどう歩いたかよく覚えていませんが連絡のあった警察署までたどり着き私の両親とともに話を聞きました
ビジネスホテルで発見されたらしく現場検証に時間がかかっておりしばらく待たされました
その間に彼の母親も警察に来てもらって遺体と対面しました
薄暗い警察署の地下で狭い部屋に横たわる寝袋のような袋に彼は入っていました
この時から私の心は凍りついたまま今も溶けずにいます
その彼は彼のようで彼でないようでした
「これは夢だ、夢だ、悪い夢を見てるんだ」そうずーっと思っていました
でもその悪夢は未だ覚めません
これからも覚めることはないかもしれません
後追うことも当然考えました
でも残された者の悲しみを知ってしまった今、私のように苦しむ人間がまた増える
この身を引き裂かれるような苦しみ、悲しみをきっと最も愛してくれた人に負わせることになると思うと出来ませんでした
自殺を考えている人がいるなら絶対にやめて欲しい
残された人間は死ぬよりも苦しい思いを背負います
必ず支えになってくれる人がいるはずです
あなたという存在の奇跡を大切にしてください
簡単にその大切な命の奇跡を手放さないでください
長くなりましたがここまでお付き合いくださいまして、ありがとうございました
このような理由からまだ心身ともに立ち直ることが完全ではありません
当分の間休止としてきましたこのブログもこのまま閉鎖したいと思います
今まで沢山のコメントをお寄せくださいましてありがとうございました
またお目にかかることがございましたら、宜しくお願い致します
小梅ままだがね